給湯器がなんだかうるさい・・異音の原因その対処とは
毎日使用している給湯器、そんな給湯器が壊れてしまったらお風呂も入れないしお湯を使うこともできない。
とても大変ですよね。ですが、給湯器を頻繁にお手入れしていらっしゃる方はほとんどいないのではないのでしょうか?
給湯器は急に故障する場合があります。その前兆として異音がなる場合もあります。
今回はその異音の対処と原因をいくつかご紹介します。
給湯器は機械ですので、どうしても音は出てしまいます。給湯器の中では電気屋や灯油を燃料にお湯が沸かされます。そしてシャワーや蛇口へと送られていきます。ですから異音がしたから故障というわけではないという事をまずはご理解ください。あまりにも音が大きいや小さい爆発する音が聞こえるなどは故障や不完全燃焼している可能性があるので直ちに使用を停止してください。
次に注意するべき音をお伝えします。
低くうなるような音や高いピーという音
小さく爆発するような音
前まで気にならなかったのに最近明らかに異音が大きくなった。
こういった場合は故障の可能性や別の可能性が考えられます。
異音のする給湯器を使い続けてしまうと・・
現在使われている給湯器は非常に安全性が高い設計になっています。
仮に不完全燃焼が起こったとしても、それをセンサーが検知して給湯器の運転が停止するでしょう。
ですが、給湯器の調子が悪くなっていると、この安全装置が働かなくなるケースがあります。
実際に給湯器の安全装置が働かなくなった結果、不完全燃焼を起こして一酸化炭素が発生し住人が死亡した事故もありました。現在の給湯器は、ガスを燃料としているものが多いです。
不完全燃焼を起こすと、前述したように一酸化炭素が発生します。一酸化炭素は色も匂いもないため、十万しても気が付きません。また、酸素の200倍も血中のヘモグロビンと結びつきやすいので、「おかしいな」と思った時には手遅れになっていることもあります。ですから、家の中にガスの匂いがしてきたらすぐに給湯器の使用を中止してください。
また、ガス爆発を起こす可能性はとても低いですが、火災は発生する可能性があります。
多くのご家庭では、給湯器が外に設置されている事が多いです。賃貸住宅の場合だと、「給湯器がどこに設置されているかわからない」という方もいるでしょう。マンションなどの集合住宅ならば、入口の横に設置されていることが多いです。専用ボックスに入っていることもあるので、異音には気づきにくいです。自分でも時折確認する癖をつけておくと良いかもしれません。