壁貫通型給湯器を使うメリット・デメリット

以前は壁貫通型給湯器の仕組みや特徴についてご紹介しました。今回はその壁貫通型給湯器を使うメリット・デメリット

そして選び方についてご紹介したいと思います。

 

壁貫通型給湯器のデメリット

スムーズに交換するためには、壁貫通型のデメリットも把握しておかないといけません。

壁貫通型のデメリットは、制御用に交流100V電源が必要になることです。内線規則によって浴室内にコンセントが設置できない

場合があります。電源コードや天井を貫通するよう工夫しなければなりません。また、公営住宅によっては、施工許可が下りずに壁貫通型が設置できないケースもあります。

 

壁貫通型給湯器のメリット

バランス釜から交換する際は、浴槽が広くなります。そのため、より快適にバスタイムを過ごすことができるでしょう。また、大規模なリフォームをせずに、新しい給湯器へ交換できます。目的によって、さまざまな機能も選べるため、ベストな給湯器が選択できるのです。

 

使い続けても大丈夫?

給湯器に不具合や不調が出ていない限り、使い続けても問題ありません。リフォームが難しいバランス釜の交換には適している給湯器といえます。ただし、給湯器自体に故障やトラブルが目立つ場合は、寿命が関係している可能性もあるため、修理または交換を検討してください。

 

向いている家庭

壁貫通型給湯器が向いている家庭は、以下のような方です。

 

バランス釜をリフォームしたい

浴槽が狭くて不便

バランス釜の点火時になる音が怖い

メンテナンスの手間を省きたい

こんな方にはオススメです。

 

 

新しい壁貫通型給湯器の選び方!

人気の機種・メーカー

給湯器メーカーによって、壁貫通型給湯器の呼び名が異なります。ホールインワンリンナイ、バスイングはノーリツの呼び名です。日本の主なメーカーであるリンナイノーリツは、人気の機種ともいえます。特に、リンナイホールインワンは人気が高く、少ないガス量で効率的にお湯を沸かす、省エネ性の高い「エコジョーズ」に注目が集まっているようです。

 

家族構成

新しい壁貫通型給湯器を選ぶ場合は、家族人数に注目してください。給湯器は家族人数によって、号数が変わります。号数ごとの家族人数を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

 

16号:1~2人向け

20号:2~4人向け

24号:4人以上向け

28号:大家族向け

家族人数と同じく、ライフスタイルに合わせた給湯器を選ぶといいでしょう。たとえば、1年中シャワーとお湯が同時に使うことが多い方は、24号の給湯器がおすすめです。